タオ島東サイドのダイブサイト
Shark Island シャークアイランド
深場から浅場まで広範囲に遊べるダイナミックサイト
タオ島南側の沖、三角形に突き出した小島は古くからサメの背びれに見えることから『シャークアイランド』と呼ばれ、親しまれてきました。このあたりを流れる潮流は複雑で、時に強い流れを引き起こすこともありますが・・・その流れこそがこのサイトに多種多様な生態系を生み出したのです。 -25mの砂底に咲き広がるソフトコーラルの中や、力強くサンゴの根付く島肌周りでは、タオではあまり見かけることのない生物との出会いが多く、タオでは有名な「コングさんの水中墓地」があるなど、一風変わったポイントですが、何度潜っても目新しいことのある、いまだ未知数のポイントです。
Aow Leuk アオルーク
水中エステを受けるなら♪
タオ島の東、港の真反対側にあるAo Leuk湾に位置するこのポイントは真っ白な砂地の広がるヒーリングダイビングに最適な場所になってます。透明度の良いときには、そのまま中で眠ってしまいそうなほど・・・海の青・砂の白・光と波の生み出すきらめきに包まれ身も心も癒されます。白い砂地にはポツン、ポツンと岩が点在していますが、そこはエビ達によるクリーニングステーション。そこをたずねてくる、大型のジェンキンスレイやヒトヅラハリセンボン。砂に埋もれたストーンフィッシュなど一風変わったメンバーを見ることができます。また、ここのエビ達はダイバーにさえクリーニングしてくれますので、身も心も、指先さえもアオルークに潜ってキレイキレイしましょ!
Tanote Bay
タオ島唯一の沈船ポイント
ここは主に講習に好まれる深度の安定した、とても泳ぎやすい広いポイントですが、注目すべき点としては・・・全長12m。高さ3メートルほどの双胴船(カタマランボート)が水底に静かに沈んでいることでしょう。そしてボートの下には巨大ジェンキンスレイが日中から惰眠をむさぼり、その周りには数多くのツバメウオがそよぎ、周りの砂地にはハゼマニア必見のメタリックシュリンプゴビーの巣が点在します。でも、何よりダイバーを喜ばせるのは、この沈潜のコックピットに座って舵を握って撮る一枚の記念写真でしょうか?
Leam Thian
地形も魚もコーラルもオールマイティーに楽しめる!
タオ島の東サイドに位置する、小さな小さな湾Leam Thian Pinncle。そこから南に続く、Leam Thian Beach。大きく2つのポイントから成るこのサイトは07年から注目度☆急上昇です。今まではあまり行くことのなかったポイントでしたが、潜ってみると・・・ケーブやクレバスが散在し、地形と光の生み出す芸術空間が広がります。深く落ち込んだ砂泥地を行くとガラスハゼやゴルゴニアンシュリンプを抱くムチカラマツや、ヒメハナギンチャクについたオドリカクレエビを見つけることも。山のように連なる岩の上で安全停止をしていると、明るい光の中を優雅に泳ぎすぎるイエローテールバラクーダの集団が、あっという間にダイビングの終了を告げてしまいます。 Beachのほうへ行くと5~7mの浅いガレ(残念ながらお亡くなりになったサンゴたち)の上に無限に広がる黄色い雲...。こんな浅瀬でキンセンフエダイが群れています。そしてもうひとつの黄色!いつもつがいで見られるツキチョウチョウウオがここでは乱舞していることも多々!時間帯によっては BlackTip Sharkが出てくることも!
Hin Wong Pinnacle ヒンウォンピナクル
幻想的な不思議な水中世界が広がる
いろんな意味で鮮やかな雰囲気の西サイドに比べ、東サイドはちょっと変わった雰囲気を持っています。ホントに同じ海なのか?と言うほどに東と西では生物感も海の風景も違ってくるから面白いものです。このポイントヒンウォンでは、他のポイントではみる事が出来ない見事な紫色のトサカ山が3つ存在し、更に深場へと流せばそこには一面色とりどりのトサカ畑が広がっています。とっても幻想的★一見の価値十分に有りです!
岩肌にはたくさんのヤギ類が付き、その中に隠れるように動く「ヨロイウオ」やガラスハゼ、イボイソバナガニなどのかくれんぼ生物がひそんでいます。珍しいウミウシなんかも見つかり易いなんとなく不思議なポイントです。
Hin Wang Bay ヒンウォンベイ
島沿いなのに超魚群♪
タオ島周りのポイントで魚群ダイブを楽しむならここ!!全体的に浅いことと場所的に午後のみ行くことのできるダイブサイトです。ここのリーフサイドはスゴイ!!!美しい枝サンゴ畑の隙間には多種のスズメダイ!そしてわずか‐5mほどのエリアに数千匹はいるのでは!?というほどのテルメアジの超大群や、それに負けじと渦巻く無数の小イワシ達が常時集まっており、充分に太陽光の届く浅場のため、どこで見るよりハッキリ・キレイに見ること、写真にめおさめることができるポイントなのです。