++タオ島ログ++

ザック監督の苦悩

9月16日  お天気:☀晴れ 水温:29度 透明度:10m〜15m


【見られたお魚】

複雑すぎる流れに右往左往キンセンフエダイ:急潜降急浮上耳に負担の掛かりそうなホソヒラアジ:何処?ヤイトハタ:ピナクルの何処かを泳ぐオオクチイケカツオ:メインの根からだいぶ離れるユメウメイロ:かおりちゃんナイトシュノーケルにて目撃ササムロ:3つぐらいのコロニーに分かれるイエローバンドフュージラー:強い流れでイソギンチャクが捲れあがるハナビラクマノミ:そこら中にヒトヅラハリセンボン:またまた出現!アイドルミツバモチノウオ:雄雌の見分け難しいギンガハゼ::サツマカサゴの捕食大作戦失敗トモチーム:ユミコチーム目撃のカジキを追うも残圧を減らしただけで終わるユウヤチームetc・・・

 ☆*:;;;:*☆*:;;:*☆【本日の認定ダイバー】 ☆*:;;;:*☆*:;;:*☆

         ★☆★☆★ AOW認定 ☆★☆★☆

           『ウメザワタケシさん』


少し前の話になるが、サッカー日本代表の監督にイタリア人のアルベルト・ザッケロー二氏が就任した。W杯後の初試合で新監督が指揮をとると言うのが通例になっていたが、協会側の交渉が難航したのか、2試合終わったところでようやく決定というやや遅い船出となってしまった。


日本サッカー協会技術強化委員長原氏はGetSportsの中で交渉が難航した理由をこう説明した。『今の日本のサッカーを踏襲しながらさらにレベルアップさせてくれる監督を探していた。』確かに結果を残した岡田JAPANで見えた日本サッカーの光明、これを潰してしまっては世論の大批判を食うであろう。この4年間で日本に何か功績を残したいと語るザッケローニ氏。イタリア仕込みの固い守備と華麗なるパスサッカーの融合をテーマに掲げるが、4年後我々に今年以上の興奮を届けてくれることを期待したいものである。


という事で、本日のダイビングはサウスウエストピナクル&スリーロック。8月後半の絶好調時からはやや戦力ダウンは否めず、さらには流れも激しいというダブルパンチに一同四苦八苦。メインの根に当たった流れがスリップストリームの如く岩の裏側で渦を巻き、流れを避けるも目の前にはガンガゼ&イソギンチャクの見事なお出迎え。ユミコチームよろしくカジキを狙って中層に出るも、残圧を30減らしただけという全てに一歩出遅れた【日本サッカー協会ダイビング】となってしまった。


2本目もこれまたブン流れのスリーロック。透明度は好調を保つものの、フィンピボットさえままならない展開に、ブリーフィングとは真逆の岩地ダイビングを選択する。【タオ島初めて物語】の3人チーム、普通種をメインに狙い、やたらと増殖しているヒトヅラハリセンボン、ガンガゼの中に隠れるヤライイシモチなどを観察。数年毎に現れる人懐っこいミツバモチノウオには砂を軽く巻き上げるご褒美を進呈、守りを固めてカウンターに転じるザック新監督を彷彿とさせるダイビングであった。


昭和48年夏、江川を擁した作新学院が打率.204で甲子園の切符を手にした事を考えると野球はとにもかくにもピッチャーなのである。一方、スターを擁してもそれを生かす戦術が的確でないと勝利に結びつかないのがサッカーの難しいところであろう。しかし、時としてマラドーナのような超A級スターの活躍が勝利をもたらす事もある。


昨日、PSP球場で行われた巨人VS阪神の26回戦、毎回奪三振の好投を続けていた内海がボタンの押し損ないによる失投から逆転3ランを被弾。さらにPSP競技場で行われたザック監督指揮による仮想10月8日日本VSアルゼンチン戦、勇んで戦ったものの、シュートボタンとパスボタンがおぼつかず、ボール支配率90%を上回る0-6の完敗・・・。


身を削りながら業務を全うする監督という仕事、ゲームという仮想空間ながら苦悩を垣間見る事が出来た。


やはり監督という仕事は難しいと改めて感じた。しかし、その苦悩を物語る采配も勿論だが、操作の方が何倍も難しいと心から思ったタオ島の昼下がりであった。
2010年09月16日(木)   No.891 (ダイビング(写真あり))

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2010年09月16日(木)
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