++タオ島ログ++

DHの発想力

6月12日 お天気:晴れ☀(無風)→ベタベタの海面  水温:31℃  透明度:2m〜20m

【ポイント】  AMサウスウエストピナクル → ホワイトロック


            【見られたお魚】

キンセンフエダイ:ホソヒラアジ:ヤイトハタ:イエローバンドフュージーラー:ユメウメイロ:ホシカイワリ:ハナビラクマノミ:ミナミハコフグの幼魚:ダツ:コバンアジ:ササムロ:ツキチョウチョウウオ:ワヌケヤッコ:レッドマージンシュリンプゴビー:タイマイ:コガネシマアジ:ハシナガチョウチョウウオ:白化現象でこれが本当のホワイトロック:etc...



【今日の認定ダイバー】おめでとうございまぁ〜〜〜っす!!!

        ☆★☆★☆ OWダイバー ★☆★☆★

          『カトウ ヒデオミさん』


影の薄いW杯の影に隠れて間もなくプロ野球交流戦が終わろうとしている。交流戦が始まってからと言うもの、毎年パリーグの圧倒的強さによって、セリーグの各チームは苦戦し、ペナントの勢いをそぎ取られることになる。その原因は明らかな投手力の差であり、超一流が揃うパリーグの投手陣を相手に、対戦数やデータの少ないセリーグが勝てないのも無理はない。実際、現時点で日本のトップ10に入るピッチャーのほとんどはパリーグの投手なのである。


その原因の一つはDHと呼ばれる指名打者制度にある。パリーグやアメリカンリーグが主に採用しているこの制度は、ピッチャーの打席に守備につかない打撃専門の選手を入れる事によって、より攻撃的な試合を演出するという制度であるが、ピッチャーはより投球に専念出来るという利点と、投手交代が比較的少ないという特徴がある。すると、先発投手は自ずと先発完投型になり、各チームは優れた先発投手を重点的に補強する。一方DH制度を採用していないセリーグは、その分投手分業制がしっかりと根付き、近年先発投手よりもセットアッパーや、抑えに力のある投手を持ってくる傾向にある。そのシステムの違いが明らかな先発駒不足を呼び、セリーグが苦戦を強いられているのである。


プロ野球というのは、他の団体スポーツとは一線を画し、個人の能力の差が大きく勝敗を左右するが、サッカーのようなチームプレイを重視するスポーツの場合、個々の能力を生かす戦術やバランスと言ったチームとしての完成度が求められる事となる。より高度な戦術を実行するには、身体能力も勿論だが、何より柔軟な発想力を必要とし、発想力を鍛えるには、常により高いレベルに自分を置き経験を積む事が一番の近道だと筆者は考える。


本日はその発想力を持って、ファンダイバー5人とOW生の6人でサウスウエストピナクルに侵入。透明度があまり芳しくないのは承知の上、バラクーダを狙いながら西ブイ付近のキンセンフエダイ、ホソヒラアジの群れる生存戦略を学習。発想力をフル稼働、新境地に踏みいろうとするも、恐ろしい透明度に打ちひしがれ、精も根も尽き果てるダイビングとなった。


2本目のホワイトロックはおっ?と思わせる中々の透明度。砂地を狙うもサーモクラインに跳ね返され、ホワイトロック周りの澄み渡るクリアウォーター感をじっくり享受。ここで流れの当たる南ブイはどうか?と移動するも震える透明度に一同愕然(とする顔すら見えず)。ホワイトロックごとマスククリアをしたい、もう一段発想力を必要とするダイビングであった。


ポイントにおける面白さの切り取り方はガイドの発想力に掛かっており、大部分が外部からの影響によって培われていく。日々の生活における人間的成長も発想力を伸ばす重要な要素であると考える筆者は、常に人間的成長を求めて日々様々な発想を頭に巡らせている。


昨日、人間的成長を求めて、午後の休みを利用し、丸々シャア(ジオン公国大佐)の事を考えていた独身36歳。筆者がタオ島の赤い彗星になる日は果てしなく遠い。
2010年06月12日(土)   No.799 (ダイビング(写真あり))

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