++タオ島ログ++

タオ島アポロ計画

5月12日 お天気:晴れのちさらに晴れ  水温:31℃(体感36℃)  透明度:20〜25m


【ポイント】  チュンポンピナクル → ツインズ



           【見られたお魚】

出てくるのが遅いシェベロンバラクーダ:深くて見えずピックハンドルバラクーダ:出張中ツバメウオ:今日も一杯オニアジ:黄色の背中キンセンフエダイ:幼魚は動くホソヒラアジ:北にまとまるギンガメアジ:実はアジの仲間オオクチイケカツオ:シガテラ毒を持つアカマダラハタ:いつも孤高のヨコシマサワラ:減ってきたコバンアジ:腐るほどハナビラクマノミ:小さいのと大きいのトウアカクマノミ:マユミさん発見オオウミウマ:砂地に一人ヒトヅラハリセンボン:棒に擬態ワカヨウジ:毎日少しずつ動くサツマカサゴ:タンク換えるのを忘れてエアー切れの36歳 etc・・・・


さあ、GWも終焉を迎え、落ち着いた雰囲気が戻ってきたここタオ島。相変わらずの暑さは健在も、少しずつ平均気温が下がっていくのが、手に取るようにわかります。プロ野球は交流戦を前に各チーム36試合を消化、それに合わせるように筆者もガンダム36話を消化と交流戦に向けての準備を着々と進めております。


最近のタオ島は一日置きに計画停電が行われており、今月はチュンポンピナクル日が停電日。そうなりますと、明日はチュンポンだから、冷蔵庫に氷を入れておけない等、負のイメージが付きつつあるのが痛いところです。しかしながら、水中はまだまだ好調をキープ。北ブイから珍しく東回りでバラク−ダロックへ移動。途中、オニアジとの遭遇はあったものの、バラク−ダの影も形も見えず、若干の焦りが生じます。冷や汗をかきながらもバラク−ダロックを回ったところで、ようやく1000匹とチュンポンにしては多めのシェベロンバラク−ダの登場。水温もまだまだ31℃と高く、気持ちよさ満載の一本でありました。


さて、2本目は絶好調ツインズ。砂地を選択するも、潜行直後からなぜか、器材の違和感を感じます。なんだこりゃ・・?浮力が異常に強く、BCDの空気を完全に抜いてもさらに上昇してしまうこの軽さ・・・しかし、ウェイトは付いている・・・待てよ・・・タンクの交換忘れた・・・。


追い打ちを掛けるように残圧計の不具合も発生、常に残圧は100を表示。当然ここで上がるわけには行かず、無理を承知で砂地に突入。エアー切れの恐怖が神のご加護を受けたのか、快刀乱麻の眼力の冴えを見せ、わずか10分でレア生物を次々発見。その後、オープンの教科書通り呼吸を繰り返しながら、なんとか砂地を抜け浅場の珊瑚礁帯へ到着。これで一安心と胸をなで下ろした瞬間、筆者のタンクからのエアー供給はついに途絶えたのでありました。


その後、コバさんのエアーを受け取り、一口吸ったときの爽やかさは、まさにラベンダーの花咲く初夏の北海道そのもの。さわやかな高原の空気を吸いながら、36歳と39歳の爽やか独身二人組は仲良く寄り添い、無事安全停止に入ったのでした。


1960年代にスタートしたアメリカのアポロ計画。月に到着してから2回目の有人飛行計画であった13号は、発射直後から不具合が発見され、それから2日後突然酸素タンクが爆発します。管制塔とクルー達の獅子奮迅の活躍により、3人のクルーは無事地球に生還しますが、ザクにもこの大気圏突入の性能があったら・・・シャアも嘆いた事でしょう。


ここに来て、蘇ったツインズアポロ13号事件。全員無事帰還という任務は果たしたものの、残圧計の不具合、さらにはタンク交換忘れという大失態、事件は起こるべくして起こるものであります。


と言うことで、相変わらず停電の続くタオ島(16:22現在)。最近の個人的流行はもっぱらガンダムと風来のシレン、そして、新シーシャで吸うニューフレーバーの美味しさ。やはりこの暑さにやられない為には、日々の活力以外方法がないようです。


『やられはせん!やられはせんぞー!!』


ソロモンに散ったドズル・ザビ中将。彼は最後にタオ島の暑さに対してこういったとさ・・・・。
2010年05月12日(水)   No.772 (ダイビング(写真あり))

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