3月23日 お天気：☀晴れ 水温：29℃ 透明度 25m＆10ｍ
【ポイント】 AM：チュンポンピナクル → ツインズ
【見られたお魚】
ヨコシマサワラ：ピックハンドルバラクーダ:ヤイトハタ：ユメウメイロ：イエローバンドフュージラー：イエローテールバラクーダ：オニアジ：キンセンフエダイ：ホソヒラアジ：オオクチイケカツオ：シェベロンバラクーダ：ツムブリ：ハナビラクマノミ：トウアカクマノミ：オオウミウマ：コクテンハギ：ワカヨウジ：キビナゴいっぱい：ゴンズイ玉 etc・・・・
さあ、プロ野球のセリーグの開幕を前に少しずつ盛り上がりが回復してきたここタオ島。相変わらず雨の降らない暑い日々が続き、オフィスの横にあるブッダカフェからは日々美味しそうなベーコンの臭いが立ち込めます。我々インストラクターはと言いますと、3月中旬の絶好調時から比べるとやや透明度は落ちてきたものの、休みになると、こんだけ潜ってるのにも関わらず自分のカメラを持って海に出動、撮った写真を眺めては各自ニンマリしております。一方筆者は、先駆けて開幕したパリーグの熱戦に心が躍り、セリーグの開幕、さらにはそれに合わせるように発売されるファミスタDS2010が待ちどうしい予想通りの今日この頃でございます。
本日も朝から快晴過ぎるタオ島は、ファンダイバーのみのご出勤。気づいたらもう23日もタオに沈没しているモミあげ先輩事【まささん】さらには日立関連の研究職、この木なんの木の木陰で仕事をする【フクちゃん】、そしてそして、この時期に来る！と結構前から豪語してたのにも関わらずチケットが取れず、ギリギリキャンセル待ち航空券でなんとか到着した不届きな【アボ姉】さらには、シークレットゲストの【Ｒ氏】と個性派4人組でのダイビングで御座います。
筆者を含めてフクちゃん以外は全員35歳オーバー（アボ姉は年齢不詳）という中々珍しい展開に筆者のブリーフィングもグリコ森永事件など70年代〜80年代のネタを中心に構成されます。ブリーフィング練習中のＤＭＴが見守る中、スムーズな舌回しと完璧に練り込まれたネタを存分に披露。敢えて手の内は隠さず、盗めるところは盗め！と大人の余裕を垣間見せます。どんどん後半に入ると盛り上がって行くという理想的な展開に一同うっとり（男性陣のみ）、男の魅力で完全にホの字（男性陣のみ）にさせてからのダイビングとなりました。
水中に入ってみると、まずはユメウメイロとイエローバンドがお見事大群にてお出迎えにつき、シミランでは若干評判の悪かった指示棒回し（涙）を繰り広げ、右へ左へ魚を動かします。さらには遊びで潜りに来ているユミコ＆トオル（コンビ名：髪の毛サラサラストレート）が先導するように流れの当たる北深部へ潜行。25ｍ付近のサーモクラインの上には２７６９匹のキンセンフエダイ（数字は推定）減圧症の危険をもろともせず深度の上下を繰り返すホソヒラアジの幼魚、さらには3025匹で登場のオニアジは流れの中を縦横無尽に動き回ります。その中をメーヴェに乗るナウシカよろしく、サーモクラインギリギリ飛行を展開、北深部からやや西中層へ進路を取ると、最近お馴染みとなったピックハンドルバラクーダが100匹の群れで見参、水底30ｍ付近からは猛スピードでシェベロンバラクーダがその中を切り裂くように参入、混成バラクーダ軍団の結成と相成りました。
2本目は『発見する喜び』をコンセプトにブリーフィングを開始。ガイド特有の目の配り方、目線の置き方を中心に説明し、さらには、擬態方法、生息環境、危機管理など発見されない事を生存戦略におく魚達の上を行く発見法を伝授します。さあ、水中に入ってみるとその伝授された奥儀を使うに使えない残念な透明度。しかしながら、こういう時こそガイドの出番とばかりに、コクテンハギ、オオウミウマの擬態チームを次々発見。さらには、共生するエビよりも断然小さいトウアカクマノミの極小幼魚を観察、最後はいつものようにゴンズイ玉の集合フェロモンを顔に感じてのダイビングとなりました。
さあと言う事で筆者の徹家居候も早くも3週間が経とうとしております。段々暑くなってきていた徹家温度にも慣れ、徐々にここでの生活のペースが出来つつあるのが面白いところです。冷蔵庫にはいつも冷えてるペプシコーラ！机の上には常時接続のインターネット！！そして、徹ベッドには倒れた灰皿からこぼれ落ちるタバコの吸い殻！！すぐその横で爆睡する徹本人！！過酷な環境ではありますが、今日も徹は元気に生きております。
先日、お互いのベッド不可侵条約を締結した徹＆ゆうやの各首脳。それが相互利益に繋がっているかどうかは今を持って不明であります。
さあ、と言う事で本日のログは、こっから暑気に近づいて行くタオ島、さすがに本格的に家探しをしないといけないなとベッド上の吸い殻眺めながら常々思う私35歳ゆうやがお送り致しました。毎度毎度ご愛読感謝。
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