++タオ島ログ++

ジパング上陸作戦につき

10月13日  お天気:☀見事と言わんばかりの快晴☀  水温:28° 透明度:5m〜15m

【ポイント】 AM: シャークアイランド →ホワイトロック


【みられたお魚】

ユメウメイロ:ササムロ:コガネアジ:イトヒキアジ:コガネシマアジ:ハナビラクマノミ:ウミトサカ畑:ブチウミウシ:ツバメウオ群れ:ナンヨウツバメウオ:ギンガハゼ:ゴマモンガラ:トウアカクマノミ:ホルトハウシ:ニセフウライチョウチョウウオ:オドリカクレエビ:ヒメハナギンチャク:イエローテールバラクーダ:ソラスズメダイ:アヤメエビス:リュウキュウヤライイシモチetc...

【本日の記念ダイバー】 おめでとうございま〜す☆。.:*:・'☆'・:*:.。.☆


   OW取得者  【フクダタケシさん】【タナカフミアキさん】



セリーグの全日程終了と共に、筆者の今シーズンも終わろうとしている。思えば、今年のプロ野球はWBCのあの興奮から始まったと言ってもいい。3月の頭から予選が始まり、韓国に苦しめられながらももなんとか予選通過。そして決勝では、5度宿敵韓国との対決。ブッダレストランでの放送時間も見事なタイミングで重なり、イチローの打球がセカンドの上を通過したあの時、総勢30名の日本人チーム、海外に居ながら心が一つになった瞬間であった。


ダイビングにおいても、GWの見事過ぎるじんべえラッシュ、そして、2月のニタリクジラ騒動、7月のイルカの大群騒ぎ。さらには、日本人セクション10周年パーティーでは、一部不発に終わったが船上クルーズからの大花火大会、そしてパーティー最後に降り出した大雨にも負けず、10周年らしい素晴らしい一日をスタッフ共々堪能させて頂いた。


南の島の時の流れは速く、たかだか1週間前がずっと遠くに感じられる。楽しい時が過ぎるのが早いのは仕方ない事だが、日本での1年を振り返った時、楽しい時間よりももっと早く時間が過ぎている事を、南の島在住の人間は知る由も無い。


さて本日、見事と言う他ない程快晴のタオ島。風は若干冷たいものの、日差しは強くまだまだオンシーズンは健在。そんな中、本日のポイントは手元で曲がる軽い変化球のような【シャークアイランド】、最近の傾向から、ブン流れを計算に入れてのブリーフィングも、意外や意外水中の流れは全く無し。しかし、透明度は予想通りで、シェベロンバラクーダを狙うもあまりの白さに断念。ユメウメイロ&ササムロの恐ろしい程の魚影と、ツバメウオ、そして、浅場での混成アジ軍団を観賞、途中ですれ違うオープンチームと余裕の挨拶を交わし、少ない人数ながら心の繋がりを感じるダイビングであった。


一方2本目、シャークアイランドからは珍しく【ホワイトロック】へ移動。これまた透明度はイマイチながら、砂地ではオドリカクレエビをトウアカクマノミまで移送させようと企むも敢え無く失敗。浅場のブラックロック付近では相変わらずのイエローテールバラクーダの群れに巻かれ、気づくとブッダビュー外国人オープン8人の集団に巻かれているという恐ろしい展開。幼稚園のお遊戯会に間違って混ざってしまった感のある我々大人達は、彼らを軽くいなして、ホワイトロック方面へ素早く移動。一方、ホワイト周りは全く人気が無く、ゆっくりとホバリングを使っての安全停止をし、2本目のダイビングは終了を迎えたのであった。


秋口になると人恋しくなると世間ではよく言われる。季節感の無いタオ島には秋口という概念は存在しないが、日本に毎年帰るこの時期、母国に帰ると秋真っ盛り、少し涼しい風が心地よい。一年のシーズン終わりのご褒美的な日本帰国であるが、帰る度に日本の良さを再認識し、むしろ再認識する為に海外に出ているという表現の方がしっくり来る気がする。離れると良い所だけが思い出されるとこれまたよく言われるが、今回滞在一か月、果たして日本の悪さを味わう事が出来るだろうか?


引っ越し準備を着々と進めながら、もうすぐ帰る日本への思いを募らせる35歳青年ガイド。


将来ダイビング業界を背負って立つこの男、その序章が始まりだした事をこの時、彼はまだ知らない。
2009年10月13日(火)   No.642 (ダイビング(写真あり))

No. PASS
<<2009年10月>>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

2009年10月13日(火)
ジパング上陸作戦につき

記事検索

OR AND
スペースで区切って複数指定可能
!addform!
++HOME++

[Admin] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.06