++タオ島ログ++

人に勝つという価値観

10月07日 お天気:曇り?のち晴れ 水温28度  透明度:15m

【ポイント】  AM:サウスウエストピナクル ⇒ スリーロック
          
          【見られたお魚】

クロホシフエダイ:バラクーダの赤ちゃん:ホソヒラアジ:ヤイトハタ:タカサゴ:ユメウメイロ:ハナビラクマノミ:イエローテールバラクーダ:アカオビハナダイ:ダツ:ゴマモンガラ:アオマダラエイ:コクテンハギ:ツキチョウチョウウオ:ワヌケヤッコ:ヒトヅラハリセンボン:トウアカクマノミ:モヨウフグ:ギンガハゼ etc....

【本日の記念ダイバー】 おめでとうございま〜す☆。.:*:・'☆'・:*:.。.☆


   OW取得者  【ナガオアヤミさん】【タカハシタケシさん】



『人に勝つという価値観では野球をやっていない』


昨日の亀田大毅の敗戦を見て、イチローのこの言葉を思い出した。人によって価値観はまちまちであるが、2年ぶりの世界戦、成長ぶりをファンの前にアピールしたかった亀田陣営だが、少なくとも中盤以降の亀田大毅は、自分を見失い、相手に勝とうと空周りしているように見えた。


序盤こそ、フットワークを巧みに使い、優位に試合を進めたが、亀田家の特徴とも言うべき、ガードの高さを完璧に研究され、ボディを徹底的に狙われる。すると、フットワークは陰をひそめ、ガードを固めて前にでるいつものパターンに陥ってしまう。結果、老獪なクリンチ技術で接近戦を封じられ、手も足も出なくなった後半、再び内藤戦のような上手投げが炸裂するかとテレビを見ている誰もがヒヤヒヤする展開となった。


タイ人のチャンピオンの防衛で大盛り上がりのレストランが一夜明けた本日、タオ島はいつ降り出してもおかしくないと言った生憎の空模様。さらに、海に行くのは我々オープン1チームにも関わらず、筆者を含めテンションは上々。じんべえ情報が飛び交いながらも、中々お目に掛かれない今回の満月ウィーク、残念ながら、本日の事前情報は全くのゼロ。筆者個人的に久しぶりの【サウスウエストピナクル】では、北からの流れがかなり強く、【ユメウメイロ】も流されまいと必至の形相、そして、【イエローテールバラクーダ】は細長い体を流れに立て、東ブイの周りをウロウロ。【ホソヒラアジ】の魚影は相変わらずで、集団の位置を微妙に調整しながらのホバリングはやはりお見事。我々オープンチームもようやく身に付いてきた【大きいフィンキック】を武器に、流れに立ち向かうも、流れは後半になるとどんどんきつくなり、老獪なクリンチのように残圧をすり減らす過酷なダイビングとなってしまった。


インストラクターになったばかりの頃、お前は誰誰に負けてるとよく言われた事を思い出す。その時の筆者は自分の技術と経験を得る為に必死で、他人を見ている余裕が無かった為か、他人に負けているという表現が理解出来なかった。イチローの価値観を凡人の筆者が理解するのは難しいが、イチローは恐らく自分の求めるイメージがはっきりと頭の中にあるのであろう。例え凡打でも、イメージ通りのスイングをすることが彼にとって大切なのである。


亀田興毅と内藤大助のタイトルマッチが11月29日に行われる。果たして、興毅は力の衰えが見え始めた内藤に自分のボクシングをすることが出来るのか?自分を見失わず冷静に戦う事が出来れば、今回の勝負亀田興毅に分があると筆者は読んでいる。そして、冷静さを失わなければ、必ず良い結果が付いてくると筆者は考える。


諸先輩方には申し訳ないが、私は今もこれから先も、人に勝つという価値観でダイビングはやらない。
2009年10月07日(水)   No.636 (ダイビング(写真あり))

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