８月30日 お天気：曇りのち晴れ 水温29度 透明度：15〜30m
【スペシャルトリップ】 セイルロック × ２本
【ポイント】 チュンポンピナクル ⇒ ホワイトロック
【見られたお魚】
ジンベエザメ(5メートルオス)
巨大スギ：コバンザメ：ギンガメアジ5000匹：ツバメウオ：ピックハンドルバラクーダ：ヨコシマサワラ：キンセンフエダイ：クロホシフエダイ：ホソヒラアジ：シェベロンバラクーダ：ヤイトハタ：タカサゴ：ユメウメイロ：スマガツオ：ハナビラクマノミ：イエローテールバラクーダ：ブルースポッテドスティングレイ：ゴマモンガラ：アオリイカ：オニカサゴ：ヒトヅラハリセンボン：ツキチョウチョウウオ：ロクセンヤッコetc...
さあ、昨日の10周年パーティーの余韻が冷めやらぬタオ島ブッダビュー日本人チーム、まさかまさかセイルロックにじんべえザメの登場で御座います。
ご存じの方も多いと思いますが、スペシャルトリップの集合時間は、いつもよりも30分以上早い6：45。パーティーの次の日という事もあり、前日の応募状況はあまり盛況では無く、申し込んだチームも昨日の乱痴気騒ぎの疲れが顔から肌から、髪の毛まで万遍無く出ております。遅刻者は一人も出なかったものの、参加者全員がハスキーボイス合唱団、その合唱団を率いる筆者の声は尋常ではなく、もんたよしのりと中村あゆみを足したような有様になっています。
今回は、セイルロック初めてチームが多く、スピードボートのスピードにも大興奮。しかし、エンジン音と波の音に全ての音声がかき消され、ハスキーボイスで会話するのは完全に不可能、仕方なくこの声を生かして【ダンシングオールナイト】を歌いながらの優雅な船旅、さらにブリーフィングはいつもよりさらにコンパクトな輪で行われ、ひそひそ声で話す男6人衆、まるで修学旅行夜の怖い話大会そのものでありました。
まずは一本目、離れ根に居るギンガメアジの群れを狙って、ブイ横から潜降。25メートルより下は、サーモが入るものの中層の透明度は抜群で、まずは１５ｍに５００匹のクロホシフエダイが登場。それを軽くいなして、離れに着くと、そのさらに奥に巨大な岩影を発見。こんなとこに岩あったかな？一直線に突進してみると、居ました居ました岩と見間違うようなギンガメアジ5000匹の巨群！！前方の視界を遮られるような圧倒的な魚影、初見参のダイバーたちのエアーを削り取り、さらにダイブタイムも削り取ります。さらには、ピックハンドルシェベロンの両バラクーダも登場、小さい群れでしたが、ツバメウオも見事で、さすがセイルロック！スペシャルトリップの魅力をを堪能したダイビングで御座いました。
スモールボートで軽くパンとコーラを食し、2本目は十分水面休息をとってからのエントリー。やっちゃんチームに引き続いて、チムニー潜降をしようとした所でまだ水面に居るタカさん(香港在住一児の父)が物凄い勢いでサメサインを連発。尋常ではないサインの出し方に、まさかと振り向いてみると、遥か30m先の離れ方面、遠近感を考慮に入れても恐ろしい大きさのヒレが動いた！
チムニー潜降を今にもしそうなやっちゃんチームに必死にタンクを叩いて、合図。タンクを叩きながら徐々にスピードを上げ、やっちゃんチームが気づいた直後、我々チームはギアをトップにチェンジ。それを尻目に猛スピードで離れ方面に逃走する奴を必死に追いかけます。そしてギンガメ5000匹の群れに突っ込んで見えなくなったかと思うと、そのギンガメをかき分けるかのように今度はゆっくりとしたスピードで我々の前に登場。なかなか見れないギンガメの巨群とジンベエのコラボレーション、さらに10周年の余韻もあってテンションは最高潮に達し、本日50歳の誕生日と50本記念を達成した常連組闇の料理長ことコグレさん何と7分で残圧100。しかし、そっから25分、離れ根をぐるぐると10周年を祝うかのようなギンガメとジンベエの戯れ、これぞ神々の遊びの名に恥じないスペシャルダイブでありました。
セイルにじんべえ！！ブッダビューは10周年！そしてジャイアンツはマジック２６点灯！幸せいっぱいのタオ生活ですが、日々の疲れが蓄積しつつあるのが痛い所です。休みの日は、プリズンブレイクのDVDそして、シーシャのピーチで一服。なんだか、刑務所の中でタバコを吸っているようなこの気分、あー娑婆の空気は美味いぜ！毎ダイビングの度に思う本日の筆者は、ジャパニーズガーデンのおばちゃんから900バーツのお釣り返ってくるか心配なユウヤがお送り致しました。ご愛読感謝。
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