++タオ島ログ++

メタルハゼの逃げ足

7月12日  お天気:☂と☁ 水温:30度  透明度:20m〜30m

【ポイント】 AM:ヒンウォンピナクル ⇒ アオルーク


【見られたお魚】
ジャワラビットフィッシュ:イエローバンドフュージュラー:ササムロ:ユメウメイロ:コガネアジ:ハナビラクマノミ:ヨロイウオ:ガラスハゼ:イボイソバナガニ:ワカヨウジ:オイランヤドカリ:メタリックシュリンプゴビー:ホルトハウシ:ミナミウシノシタ:ギンガハゼ(天皇陛下命名):マスクドシュリンプゴビー:トウアカクマノミ:オニカサゴ:オトヒメエビ:スザクサラサエビ:アカシマモエビetc..


久しぶりにタオ島に雨模様が戻ってまいりました。日本は、梅雨真っ盛り、そろそろ気温もぐんぐん上昇していることでしょう。さらに、巨人阪神戦はもっと熱い!!2日連続延長戦と首位攻防とは関係ない阪神戦はやはりさびしい限りですが、首位独走中のジャイアンツと互角以上の戦いをするあたりはさすが。早く、首位争いをするぐらいの位置まで戻って来て欲しいですね。


本日タオ島は雨、海も大荒れのえらい空模様と相成りました。しかし、我らはМダイバー、雨風波が強くなると余計燃えるというルーキーズの佐藤隆太のような若干のうっとうしさでボートに乗り込みます。


当然ながら、一本目は、チュンポンには行けず、東側のポイント【ヒンウォンピナクル】。東側には地形の面白いポイントが数多くあり、ここもその一つとして有名であります。あまり行かないポイントだけに、潜り込みチームからは、チュンポンにも行きたいけど、こっちも楽しみ的な微妙な喜び具合が感じられます。さあ、水中に入ると、意外にも透明度は好調。ユウヤチームは深場を攻め、ブルートゲトサカ畑を観賞し、さらに バラクーダを狙うもお見事におおはずし。しかし、こちら側でしか滅多に見ることが出来ない【ヨロイウオ】や【ガラスハゼ】、そして微妙な色ではありますが、ソフトコーラルの群生など、深場ながらマクロなダイビングはこれまた乙なもの。さらには地形ダイビングの醍醐味、岩場を縫うように泳ぎ、身体のコントロールを堪能したダイビングでありました。


さて、2本目は【アオルーク】とマクロ代表ポイント。我々チームは、個人的に最近流行りのメタリックシュリンプゴビーを探しながら、砂地探索。エビ岩と言われる岩の下で、【ソリハシコモンエビ】のマッサージを受け、それから岩から離れ、でかめのハゼを少々。そして、【トウアカクマノミ】にエビを捕食させようと必死に誘導(注:生態系破壊の為良い子は真似しないで下さい)
そして、本日狙いの【メタリックシュリンプゴビー】発見も逃げんの早!なんとか全員が見れたものの、さすが通称メタルハゼ(注:メタルスライム、はぐれメタルと生態系近し)と言われるだけあって、逃げ足の早さは天下逸品でした。


はたまたこれでダイビング楽しかった〜とは行かず、帰りの船が大荒れで、船首が10メートルぐらい上下するというアトラクションさながらの展開。これで完全に安全ならば楽しいだけですが、若干ながらも命の危険があることを考えると、手すりをがっちり握り、5本指全ての指紋を完全に船に残しての帰り道となりました。寒さも久しぶりに復活し、温かいコンプレッサーの前のポジション争いは白熱、そして、その戦いに敗れた兵は静かに水しぶきを浴びておりました。


という事で、日本では、ついに国民的ゲームドラクエ9が発売、そして既にタオ島にも上陸いたしております。休みの日は、朝からドラクエ、さらには、シーシャを吸いながらの流星の絆、とても南の島に住んでるとは思えない生活パターンが確立しつつあります。そのうち、どんどん水中の魚達がモンスターに見えるという禁断症状が出始め、ブリーフィングにも登場するともう末期症状。これを食い止めるのは、ジャイアンツしかない!!結局、3つぐらいの楽しみで生きてる悲しい35歳ユウヤで御座いました。ご愛読感謝。
2009年07月12日(日)   No.547 (ダイビング(写真あり))

No. PASS
<<2009年07月>>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

2009年07月12日(日)
メタルハゼの逃げ足

記事検索

OR AND
スペースで区切って複数指定可能
!addform!
++HOME++

[Admin] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.06