7月5日 お天気 ☀晴れ☀ 水温30度 透明度：20m〜25m
【ポイント】 AM：サウスウエストピナクル ⇒ ホワイトロック
【見られたお魚】
シェベロンバラクーダ：キンセンフエダイ：クロホシフエダイ：ホソヒラアジ：ツムブリ：ヤイトハタ：ササムロ：ユメウメイロ：バラクーダの子供：ハナビラクマノミ：イエローテールバラクーダ：ブルースポッテドスティングレイ：ゴマモンガラ：オニカサゴ：ツキチョウチョウウオ：ワヌケヤッコ：キカモヨウウミウシ：ギンガハゼ：レッドマージンシュリンプごビー：テッポウエビ：ジンベエザメ(情報のみ)etc....
【本日の認定ダイバー】おめでとうございまぁーす♪♪
☆★☆★☆★☆★☆★OW認定☆★☆★☆★☆★☆★
『キノシタ ナミさん』
【本日の記念ダイバー】
★〓★〓★〓★〓★〓 50本記念★〓★〓★〓★〓★〓
『イマミツマサコさん』
☆☆*:;;;;;;:*☆*:;;;☆500本記念☆☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆
『ヒライシシンメイさん』
皆様おめでとうございます！！
ダイビングの何が一番面白いと思うか？という事を、ふとした時に考える。当然インストラクターという職業は、大多数の人間にとって未知な領域である海の中を安全に案内し、さらにその面白さを伝えなければならない。何百本も潜っているダイバーは、自分なりの面白いダイビングスタイルというのを必ず持っており、財力、時間など色々な要素を考慮に入れ、遊びに行く海を選択する。
タオ島の魅力の一つはやはりジンベエザメであろう。当然毎回見れる訳ではないが、可能性があるという点に賭けてみるのは面白い。新宿アルタ前が、携帯電話の普及したこの時代に、待ち合わせ場所として未だに君臨して居るのは、場所的に便利なのは当然だが、もしかしたらＳＭＡＰが見れるかも？タモリが見れるかも？という【ジンベエ効果】(筆者作)を期待しているからである。
昨日のジンベエ騒動から一夜明け、本日のポイントは『サウスウエストピナクル』。残念ながら、事前じんべえ情報は全く無く、外洋は落ち着いた雰囲気。水中の透明度はかなり良く、最近はやりのバラクーダの子供、キンセンフエダイ、ホソヒラアジの3人衆はそろって健在、３者３様の群れ方を見せる。ゆうやアドバンスチームは、フォト講習の為、ここを動かずじっくり観察。魚は、流れの当たっている所に集まる習性があり、キンセン、ホソヒラこの2種類をとっても、微妙に群れ方、深度に特徴がある。子供のバラクーダは、ダイバーが突っ込んでもあまり拡散せず、危機管理能力の薄さを感じさせる。ヤイトハタ、シェベロンバラクーダも登場し、チュンポンジンベエに勝るとも劣らないダイビングであった。
２本目は抜群の透明度のホワイトロック。なんと、到着直後の水面で外国人チームからジンベエ注意報の発令。しかし、水中を見渡してもどこにもおらず、いまいち生態が解明されていないじんべえ氏、全くどこに居るのか分からず全チームが見切り潜降。我々アドバンスチームは、中世浮力講習の為、じんべえをよそに砂地でフィンピボット連発。水底のハゼとテッポウエビ、さらには、ホバリングをしながらチョウチョウウオの観察と、そうは言いながら、ジンベエが出た時の準備は万全。しかし、それが悪かったのか、終始ハゼとチョウチョウウオの生態研究の４５分であった。
小さい頃から昆虫が大好きだった筆者は、八王子という東京の秘境に住みながら、ニュータウンの中にひっそりと存在する山に入り、ショウリョウバッタや、オオカマキリを探しては捕まえていた。効率よく見つける為には、当然、彼らの食生活、生息環境、活動時間などを知らなくてはならない。さらに複雑と言われる海中世界、果たして、完全なるジンベエ生態はいつ突き止められるのか？
スマップのコアなファンは、担当しているマネージャーを調べ上げ、その行動を密かに追う事によって、スマップの行き先を確実に把握していた。タモリの行動学が研究対象の付き人も同じく、生態を掴むことによって、先を読んで行動できるのである。
ジンベエの生態の鍵は、付き人に当たるスギにあるのかもしれない。
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